大体知っているとは思いますが、それらには鍵付きのアカウント、所謂「鍵垢」というアカウントがありますよね。

簡潔に言うと投稿内容を非公開にしているアカウントで、許可された人のみが投稿を見られる、ということです。
リア垢なんかを持っている方はこの設定にしている場合が多いと思います。知らない人に見られるのはあまり良い気はしないですしね。特にリア垢なんて個人情報の塊みたいなものですから…


ところでこの鍵垢というもの、果たして本当に安全と言えるのでしょうか。Twitterを例にして考えてみましょう。


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①鍵垢の投稿をこっそり見る方法はあるのか

Twitterにおいて鍵垢の投稿を見る場合、普通はこういう手順です。

フォローボタンを押しフォローリクエストを送る→その鍵垢の持ち主が許可する→フォローが完了、ツイートが閲覧可能

まあ説明するまでもないですよね。

ツイートを見せたくない相手がリクエストを送ってきた場合には許可しなければいいだけの話ですから、とても安全であると言えます。



中には疑い深い人がいるかもしれませんね。
「鍵垢の投稿を覗き見れるツールとか裏技があったりするんじゃないの？」

結論から言いますと現時点でその様なものは存在しません。安心してください。
というか存在したらもっと話題になってますよｗ


ただ、次のような形でフォロー許可していない人にも見えてしまうことがあります。

それはスクリーンショットです。

タイムラインなどをスクショしてそれを投稿、その中に偶然鍵垢のツイートが写っているなんて場合がそうですね。
これは投稿する側が鍵垢の投稿を写さないようにするとか隠すとか配慮すべきです。
まあこれについては鍵垢の持ち主からは対策のしようがないですが…


以上のことを踏まえると、(スクショの話を除けば)鍵垢の仕組み自体は安全と言い切って良いでしょう。


②フォローリクエストの許可に関して

鍵垢の仕組みは完璧であっても、結局それを使うのは人間です。正しく使わなければ鍵垢である意味をなくし、安全とは言えなくなってしまいます。

実を言うと100％成功するとは言えませんが、鍵垢のツイートを見る方法があります。
これは別に特殊な方法を用いるわけではありません。やっていることは上で説明した普通の方法。
ちょっと違うのは人間の心理を利用する、といった所でしょうか。ソーシャルエンジニアリングみたいな感じですね。

例えばですが、Twitterを利用していて次のようなアカウントを見かけたことはありませんか？

・おもしろ画像をツイートするbot
・笑えるコピペをツイートするbot
・可愛い動物の画像や動画をツイートするbot
…などなど枚挙に暇がありません。
要するによくありがちなbot、定期的に自動でツイートするアカウントです。

こういうアカウントにフォローリクエストされたらどうしますか？
内容を見て面白そうだったらフォローして、特に何も考えもせずにフォロー許可

・・・とかやっちゃう人、いるんじゃないでしょうか？

botとはいえそのアカウントを持っているのは人間です。ひょっとしたら何か悪意を持った人物なのかもしれないのです。ですから簡単に許可してはいけません。

上に挙げたようなbotを見かけたらそういう可能性を考えてみるべきです。
まあ全部が全部悪意を持って作られたbotとは言い切れませんがね。


勿論ですが警戒すべきはbotだけではありません。

分かりやすい例で言うと、例えばあなたがA高校の生徒だったとします。で、リア垢(鍵垢)を持っていたとします。
もし、プロフィール欄にA高校の生徒であるという内容が書かれたアカウントがフォローしてきたらどうでしょう。

同じ学校の人でも関わりのある人しかフォロー許可しねえぞって人は良いですが、同じ学校だったら知らない人でもフォロー許可してしまうって人は注意が必要です。本当は全然違う人なのかも…

対策としては、リクエストを送ってきた相手のフォロー・フォロワー数、ツイート内容、画像などを確認してみることです。それで同じ学校の人かどうかは大体判別出来るはずです。
また、相手も鍵垢の場合があります。そういった時には相手にフォローリクエストを送りましょう。許可されたら同様に確認。それができるまではフォロー許可すべきではないですね。

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＜まとめ＞

・鍵垢の投稿は許可した人にしか見れないので安全と言える。但しスクショで写り込むなどで投稿が見られる可能性はある。

・フォローリクエストが送られてきた場合、その相手をフォロー許可しても問題ないか投稿などを確認して判断。相手が鍵垢だった場合は相手にフォローリクエストを送る。許可されたら同様の事をして判断する。それまではフォロー許可しない。

鍵垢に設定している方は以上のことを是非参考にしてみてください。
そうすればより安全な利用が出来るはずです。